eyecatch

作成日:2019-03-07 / 更新日:2020-05-10

データベーススペシャリスト試験の対策方法について記載します。ご参考になれば幸いです。

試験の概要はこちらからどうぞ。

# 午前Ⅰ対策

過去問題をひたすら解くのが、よいと思います。かなりの割合で過去問題(選択肢も全く同じ問題)が採用されています。もちろん、最新問題もそれなりに出てきますので、過去問題だけやっていればいいわけではありませんが、過去問題を完全に理解しておけば、5割ぐらいは取れると思います。

合格ラインは6割だと思いますので、過去問題を完全に把握した上で、最新の問題(最近はセキュリティ関連の問題が多くを占めているように感じます)も勉強しておくことで、より良い点がとれるのではないかと思います。

私がお勧めしたいのは、以下のサイトです。

応用情報技術者試験ドットコム

高度技術者試験の午前Ⅰの問題は応用情報処理技術者試験の問題と同レベルです。過去の応用情報の試験問題を網羅しており、回答後に選択肢一つ一つ丁寧に解説してありますので、正解のみならず、別の選択肢にもどんな意味があるのかしっかりと解説されています。管理人さんの思いがしっかりと詰まった良いサイトだと思います。このサイトでひたすら(ランダムで)問題をこなすだけでもそれなりの点数がとれると思いますよ。

データベーススペシャリストを目指すなら、まずは午前Ⅰを突破することを目標に頑張ったほうがいいように思います。

TIP

午前Ⅰは免除制度があります。 午前Ⅰの合格ラインを突破できるとそこから2年は午前Ⅰ免除となります。午前Ⅰは出題範囲が広く、データベースの深い知識を取り組みことに加えて、幅広い分野の知識を習得するのはそれなりに負荷がかかると思います。 データベーススペシャリスト試験は春しかありませんが、秋の試験でも免除を有効活用して、他の試験に挑戦するのもいいかもしれませんね。

# 午前Ⅱ対策

午前Ⅱも午前Ⅰに続いて、選択式の問題となっています。

午前Ⅰに比べて数は少ないですが、試験時間も短いのであまり迷っている暇はないと思います。事前にきっちりと知識を習得しておく必要があります。

ここの問題は基本的に午前Ⅰのデータベースに関連した範囲を重点的にでてくる形ですので、午前Ⅰの勉強で過去問題をきっちり仕上げている人であれば、勉強は省略してもよいかもしれません。

データベーススペシャリストドットコム

上記、応用情報技術者試験の姉妹サイトになっています。データベーススペシャリストの過去問題が収録されているので、ぜひチャレンジしてみてください。数をこなすことで知識は確実につけられると思います。

# 午後Ⅰ試験対策

午後Ⅰからはデータベースについての記述問題になります。 文章をしっかり読んで、文脈を確認して、意味を理解することが重要となります。

ただ、データベーススペシャリストの試験問題はおおよそ形が決まりつつあるというのが定石(平成30年度時点)になっているので、いくつかのパターンを記憶するとよいのかもしれません。とはいえ、まず必要なのはデータベースに関連するキーワードについて、意味をしっかりと捕捉することが重要かと思います。キーワードは以下のとおりです。

  1. 関係

  2. キー

  1. スーパータイプ、サブタイプ

  2. リレーショナル

  • 概念データモデル
  • 関係スキーマ
  • 関数従属性
  1. 正規化
  • 第一正規形
  • 第二正規形
  • 第三正規形
  • ボイスコッド正規形
  • 第四正規形
  • 第五正規形

最終的には文脈を読んで判断する必要はありますが、ポイントが文中でわかるケースがあります。覚えておくと便利かもしれません。以下にその例を記載しておきます。(くどいようですが、最終的な判断は文脈に沿って考える必要があります。)

  1. 関係名に「ID」、「番号」、「コード」がついている属性は主キーになることが多い。
  2. 関係名Aを”一意に識別する”と記載された属性は候補キーになることが多い。
  3. 関係名Aには複数の関係名Bが存在するとなっている場合、関係名Bには関係名Aの主キーを参照する外部キーがある可能性が高い。
  4. 関係名Aに関係名B、関係名Cがあるとされている場合、スーパータイプが関係名A、サブタイプが関係名B,関係名Cとなることが多い。
  5. 関係名Aに関係名Bと関係名Cに分類されるとされている場合、スーパータイプが関係名A、サブタイプが関係名B,関係名Cとなることが多い。
  6. 属性名A”ごとに付与する”、属性名B”との組み合わせで識別する”と記載されている属性は文中の属性名Aや属性名Bとの複合キーになることが多い。

# 午後Ⅱ試験対策

午後Ⅱの対策は午後Ⅰの対策ができていれば、基本的にはその延長です。 設問が長く、読解力がかなり要求されます。

ただ、前から順に解いていくことによって、うまく進めることができると思います。

なので、まずは午後Ⅰで様々な定石の問題を解いてみることが重要と考えます。 午後Ⅰの問題が8割回答できるようになっていれば、午後Ⅱも大丈夫になっていると思います。